スタッフのレベル

ここ最近退職したいというスタッフが2人立て続けに発生しました。

スタッフ数1,000人以下の中小企業にとってはかなり痛いですよね。

今の世の中、離職率の低下は会社経営をしていくに当たりとても大事な要素です。
昔は全く引き留めなかったが今は全力で引き留める(ただし、勤続年数3年以上の社員に限る)というように180度考え方を変えた会社の話も耳にしたことがあります。
当社も例外ではなく人はとてと大事です。
ただ、その上で長い目で見て本当に当社にとって(お互いにとって)必要な社員なのか?という事を考える事はとても大切だと思います。

まず、このテーマの答えは、細かいところまで掘り下げると最終的には会社のレベルによって違う。というところに落ち着きます。
ただし大きく分類したときには、どのレベルの会社でも、スタッフ数3〜4名でも1,000人以上でも、必ず当てはまる答えがあります💡
ズバリ下の4つの分類で、順番も下記の通りです。

①仕事が出来て性格も良い(会社の価値観と合っている)
②仕事は出来ないが性格は良い
③仕事は出来るが性格が悪い
④仕事は出来ないし性格も悪い

①と④は当たり前です、誰でもわかります。
ところが②と③が逆になる会社(経営者)が非常に多いのです。

特にスタッフ数が少ない会社では1人仕事が出来るスタッフが入るとそれだけである程度業績が伸びる。なんて事が良くある為、仕事は出来るが性格が悪い人を重宝しがちです。
この人がやめてしまうと大変な事になると考えてしまいます。
しかし、実際は全くの逆で、仕事が多少出来なくても性格が良い人の方を大切にすべきです。
(ちなみに①に該当する人は私自身12年会社経営をしてきて3人しかいませんでした。しかもそのうちの1人は最終的に性格が悪い人でした…つまり狙って雇えるような人ではなく出会えたらとても幸運です)
③の人は、仕事が出来るばかりにタチが悪く、経営者だけでなく周りのスタッフもあまりモノを言えません。
結果的に、その人のせいで何人も人が辞めたり最悪の場合こっぴどい裏切りにあうケースもあります。

この順番をしっかりと理解しておくといざ辞めたいという申し入れがあったときにどう対応するべきか。
または、目に余る言動をするスタッフに対して瞬時に毅然とした態度をとれるかどうか。の判断に迷いません。
是非覚えておいて下さい💡